【雑記】水族館が好きなことについて

※本稿は、真夏の大疎開におけるプレゼン資料の下書きです。

 

 

・水族館が好きになったきっかけ

推しが好きなものは確認しておきたかったから。

海遊館に行き、ハマった。

水族館は、子どものころに行ったきり。

→こういう人は多いのではないか。

 

・水族館の好きなところ

お魚もたしかに好きなのだけれども、水族館という空間が好きなのである。

それは、人間の世界じゃない世界を覗けるから。

海はお魚の世界。それをうかがい知るのが楽しいのです。

お魚は私に干渉しないからね。

 

・水族館の博物館的側面

水族館の性質についてよく言われるのが、エンターテイメント施設として側面と、研究施設としての側面があるということ。

エンターテインメント施設的側面:イルカショーなどのショーの類を実施したり、人気のある魚等を展示したり。近時では、プロジェクションマッピングを用いたりして、映えスポットとして演出される。

研究施設的側面:水族館は、水生生物を飼育・展示することによって学術的研究に寄与するという役割を有する。ときに、希少な深海生物等を展示することで、生物の解明のための研究を行う。種の保存のため絶滅危惧種等を飼育することで、生物の生息環境の保全に重要な役割を果たす。

 

私は、これに博物館的側面を付け加え、提唱したい。

水族館に生き物が展示され、それを見るという楽しみ方である。

「生き物がかわいい」のその先に、水族館展示が面白いという感じ方がある。

 

たとえば、各水族館によって、フィールドとする海が異なる。太平洋を対象とするのか、地元の海(湾)を対象とするのかにより、展示の中身も変化する。

また、同じ生き物でも、どのような水槽で、どのような順路で展示するか、水族館によって異なる。

そうした差こそ、面白いのである。

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《上:太平洋を展示対象とする(海遊館)。

 下:東京湾の展示(しながわ水族館)。》

 

生き物をどのように展示するのか。そこには、飼育員さんたちの並々ならぬ情熱とプライドが込められており、これを受け取る喜びがある。

つまり、水族館の飼育員さんという、海の生き物たちが好きでたまらないという生粋のオタクたちの、オタク語りが聞きたいのだ。

 

・あったら買うよ水族館パンフレット

そうした、各水族館のこだわりを堪能したいのであるから、各水族館にはぜひパンフレットを出版していただきたい。芝居や映画のパンフレットのように、水族館の歴史から対談に至るまで、美しい写真とともに記載してほしい。ちょうど、美術館の図録や博物館の目録のように展示の解説をした本が欲しい。よろしくお願いします。